導入事例:アサヒ飲料株式会社 群馬工場様

製造業ソリューション 製品導入事例 Vol.4

  • 予防保全
  • 品質管理
  • 電子化
  • 食品

アサヒ飲料株式会社 群馬工場 様



事例ダイジェスト

導入の効果

• 電子化による入力文字の読み間違い防止

• チェック、記録遅れの大幅な削減

• 予防保全としての大きな役割

• 現場からの反発がほどんどないシームレスなシステム導入の実現

導入背景

アサヒ飲料群馬工場様では、全社的なデータの電子化の一環として、品質向上を目的に実績班長を導入しました。ヒトが行う作業の記録を取ることで、データチェックや記録にかかる時間数を削減し、徹底した予防保全で食の安全を守っています。

導入機能

導入前の課題

• 現場の社員の声が反映されたシステムとすること

• 全社的な品質向上プロジェクトの一環として伝票が電子化できるシステムとすること

• 手書き作業による記録遅れ等の発生を徹底的に防ぐことのできるシステムとすること

POINT

• 手書き伝票の電子帳票化
• 品質向上のためのプロジェクト
• 受注オーダー、製造オーダーの進捗状況をブラウザにて照会
• 記録遅れを徹底的に防ぐ
• 予防保全としての大きな役割

導入の経緯

全社的なデータの在り方の見直しを機に自動帳票化を目指す

全社的にあらゆるデータを電子化しましょう、という動きがあったというのがきっかけでした。主な目的としては、全体の品質向上が大きなところです。データの電子化を進める上で、生産設備などのキカイのデータは、比較的簡単に取ることはできたのですが、ヒトが行う作業記録の電子化には至りませんでした。何とかデジタルデータで取りためたいという思いから、それに適したシステム導入の検討を開始しました。はじめは、インターネットで「自動帳票」や「電子帳票」などのキーワードで検索していたところテクノシステムさんが上位にヒットしました。テクノシステムさん以外にも、複数社検討していて何度か打合せをしたのですが、東京ビックサイトで行われていた展示会(スマート工場EXPO)で、実績班長の製品ブースを見たことがあるということもあり、この会社なら導入を進めても大丈夫だろうと思い導入を決めました。

導入のポイント

検討段階から現場と一体となって、不平不満をためないチームづくり

今回のシステム導入では、新システム導入時にありがちな、現場の不平や反発などは、ほとんどありませんでした。というのも、システム導入の検討段階から、現場担当者数名に加わってもらい、何度も意見交換をしながら進めました。ディスプレイや操作性についてはかなり、熟考しました。やはり、実際に運用するのは現場担当者ですから、彼らの使いやすいシステムを導入したい、という思いがありました。「現場の意見が反映されている」「現場の声は黙殺されない」という実感があることが大切でした。今回、過去に実績のないことを取り入れるということで、慎重に進めてきましたが、その甲斐あって、システム導入は満足のいく形で実現できたと思います。

導入の効果

品質向上のため、精度の高いデータのストックを

記録遅れや付け忘れを徹底的に防ぐ

手書きの帳票では、異常値の検知から記録までタイムラグが出てしまうことが、何度かありました。実績班長システムでは、スマホサイズのタブレットに異常発生直後に入力しますので、データのチェック、記録遅れが大幅に減りました。また、これまで紙の帳票では、急いで記入したり、走り書きになってしまって後から書いた文字が読めない、といったことがあったのですが、電子帳票導入後は活字なので、読めないということがなくなりました。これは、当初狙っていなかった良い効果が生まれました。

導入後、現場アンケートを実施、さらなる改善へ

導入したシステムを正確に評価するため、実際の利用者である現場作業者向けに製品評価アンケートを実施しました。結果はというと、総合で5点満点中の3点台後半。おおむね好評という評価となりました。「アラートが赤く表示されるので、異常時に気づきやすい」「チェック忘れなどの防止になっている」「手書きの字に自信がなかったので助かる」など前向きな意見が多々見られました。スマートフォンタイプの小型のタブレットを採用しましたので、ネックストラップ利用で可搬性にも優れており、現場での使い勝手もよく受け入れられる要因となりました。テクノシステムのSEに協力してもらい、現場の細かい問題はその都度解決していきました。今回のシステム導入は、比較的スムーズに進められたのですが、オフラインでデータを取りためたものを無線エリアに入った時点でアップロードする仕組みなので、初めはアクセスポイントの位置を把握していなかったなど、インフラ面でいくつか課題がありました。もともと記入した帳票を管理端末への入力ということは行っていなかったので、入力工数やムダの削減ということではないので、アクションとしては増えることになりましたが、未来を見据えたプロジェクトとしてメンバーには意識的に取り組んでもらいました。

品質向上プロジェクト

今回の導入目的は、「紙の帳票の電子帳票化」に対しては、クリアすることができました。ただ、全社的に行っている品質向上プロジェクトという意味では、まだまだやりたい事が山積です。

今後の展開

せっかくデジタルデータを蓄積するのですから、そのデータを活用したいと考えています。取りためた過去のデータを、現場で手元で見たり、稼働アシストや傾向をサジェストしたり、ナレッジ機能のようなものが付加できたらいいですね。あとは、検査そのものにもフィードバックしていきたいです。食品を扱う工場ですので、衛生管理上の制約があり、各工程の間には間仕切りが多く、他工程の様子が分からない。リアルタイムで共有できる仕組みにしたいですね。

企業紹介

企業概要

安心して飲めるおいしい商品づくりを通じて社会に貢献

飲料事業の分野で社会や市場の変化に対応し、高品質で安全な商品と真心のこもったサービスの提供を通じて、豊かで健康な食生活の実現に貢献し、限りなく発展する企業を目指しています。アサヒ飲料は、経営理念に掲げているとおり、高品質で安全な商品と真心のこもったサービスの提供を通じて、豊かで健康な食生活の実現に貢献することを目指しています。アサヒ飲料の品質保証活動の目的は「安全」でおいしい商品を、お客様に「安心」して飲んでいただくこと。お客様に安心して飲んでいただくためには、商品のおいしさや品質はもちろん、お客様の声に真摯に耳を傾け、それを商品やサービスに反映していくことも、大切な要素だと考えています。当社が考える品質とは、商品およびサービスがお客様の期待を満足させられるかどうかを評価するための、性質や性能のことを指します。確実な仕事により、確実なものをつくり、その成果を確認して信頼を得、万一の場合に責任をとるの3要素を基本に、各部門が同一ベクトルで全社的にこの品質を高めるよう努めています。

※アサヒ飲料㈱HPより抜粋

所在地 群馬県館林市大新田町166
設立 1972年
従業員数 約3,300名
売上高 4829億7200万円
資本金 11,081,688,000円
事業内容 各種飲料水の製造、販売、自動販売機のオペレート、
その他関連業務


企業様ウェブサイト


※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時(2017年4月)のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はご容赦ください。


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