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COLUMN実績班長のコラム

2022.09.02

製造業の見える化の目的とメリット|方法やポイントと活用事例・課題まで解説!

製造現場での見える化は生産性の向上に重要な手法です。聞いたことはあるものの、どういった手法かは知らないという人もいることでしょう。

そこで今回は、製造業における見える化について紹介します。見える化をすすめる方法やポイントについても徹底解説。最後まで読むことで見える化の適切な導入方法がわかるでしょう。

見える化とは

見える化とは、必要な数値やデータを可視化し現場の問題点を発見する取り組みのことです。見える化を取り入れることによって、工程の中に隠れている「ムリ」「ムダ」「ムラ」を発見し業務改善につなげることができます。

また、IoT・DX・見える化は切っても切れない関係です。見える化はIoTの3つのフェーズ(見える化→制御→自動化)の一段階目であり、必ず必要な工程となります。DXはデジタル技術の活用によってサービスやビジネスモデルに変革をおこすことです。IoTはDXの手段でありその先にある目標と考えられるでしょう。

見える化と似た言葉で見せる化というものがありますが、効果は全く異なります。見せる化は数値やデータをいつでも見られる状態にする取り組みです。問題点が分かりにくく業務効率化には繋がらないでしょう。

製造業における見える化の目的・メリット

様々なビジネスシーンで採用されている見える化ですが、元々は製造業からきています。製造業における見える化の主な目的・メリットは以下の5つです。

【製造業の見える化の目的・メリット】
  • トラブルや問題にいち早く気が付く
  • ものづくりの生産性を高くする
  • 現場での判断や決断を早く正確に行う
  • 社員のモチベーションの向上
  • コスト削減

工場の中で見える化を取り入れることで、早期にトラブルや問題に気が付けます。トラブルの早期発見によって問題解決までの時間は短縮されものづくりの生産性は高くなるでしょう。

見える化の導入によって現場での判断や決断は早く正確に行うようになります。社員のワークライフバランスは改善されモチベーションは向上。保守運用にかかるコストも削減できることから会社・従業員の両方が満足できます。

データ収集や分析は難しく、人的に行うとミスが発生することも考えられるでしょう。しかし、見える化によってその他の工程での作業効率もアップ。状況を可視化することが工場全体の作業効率の向上 に繋がります。

製造業において見える化をすすめる方法

製造業において見える化をすすめるためには、以下の方法を実践しましょう。

【製造業の見える化の方法】
  1. 見える化の目的を明らかにする
  2. 目的に合わせてデータ化する
  3. データを分析して標準化する
  4. 標準化した内容に合わせて教育する

見える化の導入を考えているなら、まずは流れを把握しておかなくてはなりません。それぞれの工程について次の章で詳しく解説します。見える化の導入前にチェックしてください。

見える化の目的を明らかにする

まずは見える化の目的を明らかにしましょう。見える化の導入にはコストが必要です。目的が大まかでIoT化する工程が多いほどコストは大きくなりリスクも高まります。細かく目的を設定し無理のない範囲で始めることで安全で継続的に見える化をすすめられるでしょう。

また、目的や目標を細かく設定することでIoT化に必要な機材も揃えやすくなります。適切な環境を整えるためにも目的を明らかにすることは重要です。システム関連に詳しい従業員がいない場合は専門業者に依頼する必要もあるため、必ず目的を明確にしておきましょう。

目的に合わせてデータ化する

目的が明確になったら、データの収集と整理を行いましょう。目的によって収集するデータは異なります。また、何を重視したいかによってもデータの内容は違うでしょう。

工場での生産効率アップを目標とする場合は、生産数・不良品の数・生産担当者の作業時間・工場環境・定期検査の結果などのデータが必要です。データを集めなければ問題点の発見にも繋がらないため、適切な情報収集は見える化において重要となるでしょう。

データを分析して標準化する

収集したデータは分析して標準化します。誰がやっても同じ結果が出るように標準化することで、作業効率はアップ。結果的に業務の効率化ができます。

誰がやっても同じ結果となるよう標準化するには、プロセスを文章に記載したり動画を作成したりしましょう。また、成功する方法だけでなくエラー発生時の対応方法まで明記しておくことが重要です。エラー発生時まで標準化しておくことで、早期に対応ができ作業効率の低下が防げるでしょう。

標準化した内容に合わせて教育する

標準化が完了したら現場での教育を始めましょう。標準化の内容を公開し、プロセス通りに作業を実施できるよう教育します。理想のプロセスが完成していたとしても、実践によって不備が見つかることもあるでしょう。

教育の段階では、随時修正も行います。修正を重ねることでさらに良いプロセスができ、目標に近づくことが可能です。また、作業の属人化にも繋がるでしょう。

製造業における見える化のポイント

製造業における見える化のポイントは以下の3つです。

【製造業の見える化のポイント】
  • 良品条件から数値を決める
  • 随時数値の取得方法を見直す
  • 見せる化にならないようにする

ポイントをチェックしておくことで、見える化の作業がスムーズに進みます。次の章でそれぞれのポイントについて詳しく解説していくのでぜひチェックしてください。

良品条件から数値を決める

製造業で見える化を行う場合、良品条件から数値を決定しましょう。良品条件とは、この数値をチェックしておけば不良品はできないという条件のことです。不良品ができない条件を明確にしておくことで、より正確なプロセスができます。

また、良品条件を元に数値を決めるかどうかによって、見える化の効果は大きく異なります。良品条件が曖昧だと効果も弱まるため、正確な条件から数値を決めるようにしましょう。

随時数値の取得方法を見直す

随時数値の取得方法を見直すことも、見える化を成功させるために重要なポイントです。良品条件から取得する条件を決めたとしても、選定方法が曖昧であると意味がありません。

現場の状況によって良品条件が変化することもあるため、何度も繰り返し取得方法を確認することが重要です。また、確証を得ながら数値の取得方法を見直すことで不良品の発生を阻止できます。良品条件をクリアすれば不良品が減るように繰り返し数値の取得方法の見直しをしましょう。

見せる化にならないようにする

見せる化にならないように注意することも、見える化では重要です。見える化が手段ではなく目的となることで、見せる化になってしまうことがあります。見える化とは目的を明確にし、目標を達成させるための手段です。見せる化はいつでも数値が見えるようにする状態のことであり、問題点を発見できません。

目的が業務効率アップから数値を見ることに変化してしまうことも少なくないでしょう。しかし、見せる化では業務効率を向上させることはできないため、常に目的を忘れないようにしましょう。また、見える化したデータは必ず活用するようにすれば見せる化になることを防げます。

製造業における見える化の課題

製造業において見える化を導入することは、業務の効率化においてとても有効です。しかし、まだまだ課題は残されています。ここでは、以下の2つの課題をご紹介。課題を解決できれば効果も高まるでしょう。ぜひチェックしてください。

【製造業の見える化の課題】
  • 古い設備からのデータ移行
  • 各部門で数値の根拠にばらつきがある

古い設備からのデータ移行

見える化では過去のデータも必要となります。しかし、古い設備を使用している工場ではデータがデジタル化されていません。データの取得のために、デジタル化するところから始める必要があります。

古い設備のデータを移行するためには、設備にIoTセンサーを取り付ける必要があるでしょう。また、設備自体を最新のものに入れ替えることも必要です。実績班長では新旧にかかわらず、データ移行がシームレスで可能となります。データ移行で悩んでいる方は導入を検討してみてください。

各部門で数値の根拠にばらつきがある

見える化では、各部門で数値の根拠にばらつきがでることがあります。例えば、不良品発生時のコストをA部門では材料費で計算し、B部門では材料費と加工費で計算。

求めたいのはどちらも不良品発生時のコストですが、計算方法が異なります。結果も異なるため、その数値が正しいのか判断しづらくなるでしょう。数値の根拠がバラバラになるのは見える化ではよくあることであり、見える化が失敗する大きな原因となります。

実績班長の導入事例

この章では、実績班長の導入例を紹介します。実際に導入した人の声を聞くことでイメージも湧きやすくなるでしょう。

【導入前の課題】
  • パッケージシステム利用で費用を抑えること
  • 部品組み立て工場での段取り換えの時間を把握すること
  • 売上に対する実行数からのコスト分析をすること
【導入後の効果】
  • パッケージシステム採用で低コストでのシステム導入を実現
  • モデル工程に沿った管理を実現

実績班長の、段階的に導入可能なパッケージは、お客様の費用を安く抑えたいという要望をクリアしています。また、導入イメージが湧きやすいことも、実績班長が選ばれたポイントといえるでしょう。

このように、実績班長のシステムはユーザーのニーズに応えられるようになっています。将来の活用イメージもできることから、長期的な利用も可能です。

まとめ

今回は、製造業における見える化について詳しく解説しました。見える化を行うことで工場での作業効率は大きく上昇します。パッケージシステムを利用すればより簡単に見える化が可能です。

今回ご紹介した実績班長は人と機械の動きをデジタル化してモノづくりに合った付加価値情報を提供してくれます。段階導入が可能なパッケージシステムは、多くのニーズに応えてくれるでしょう。

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